ライフライン 引込み費用は?

2022.06.17



土地を購入する前に...

土地に上下水道やガスなどのライフラインが整備されていない場合は

整備する費用が必要となります。

今回は土地代金以外に別途でかかる可能性のある

“ライフラインの引込について”ご紹介してきます!









上水道(給水)



敷地内に水道の引き込みがされているかを確認し、

引込みがされていない場合は新たに引き込みが必要となります。

水道引込工事費 30~60万円程



水道管から敷地までの距離が長い場合や、

前面道路が県道の場合などは工事費が更に上がります。



※引き込みがされていたとしても、古いものだと破損の恐れがあり、
新たに引き込みが必要な場合もあるので注意です。





水道加入金


敷地に新しく水道の引き込みをした際は、

メーター口径に応じて「水道加入金」がかかります。


市町村によって金額も異なり、新潟市は下記の通りです。


13㎜:40,000円(税抜)

20㎜:110,000円(税抜)




また「工事検査手数料」として、メーター30㎜以下は 5,800円が必要となります。


※メーターの口径を増やす場合も新たに水道加入金がかかります。
この場合は新たに引き込んだ口径との差額分の支払いとなります。







下水道(排水)



下水処理区域であれば引き込みは無料ですが、

新たに下水道が整備され、下水道に接続できるようになった土地に対しては
「受益者負担金」がかかります。

新潟市は1㎡あたり300円(1坪あたり約1,000円)


※「受益者負担金」は毎年負担するものではなく、土地に対して一度限りのもの。




浄化槽


下水処理区域ではない土地は、浄化槽の設置が必要となります。

浄化槽とは、微生物の働きを利用し、生活排水を清浄して川などに流すための装置です。

浄化槽の設置 80~100万円程



設置する浄化槽の大きさにより費用も変わります。



ガス


主な供給方法として、「都市ガス」と「プロパンガス」があります。


新潟市は都市ガスの供給エリアであれば、基本的に敷地内の引き込み工事費は無料です。

都市ガス供給エリア外でガスを使用したい場合は、プロパンガスを使用します。


※オール電化にして、家庭で使うエネルギーを電気だけにする選択もあります。










土地を購入する際は、単純に土地代金だけで考えるのではなく

その他にかかる費用があるのかを確認することが大切です。

今回はライフラインで別途かかってくる可能性のある費用についてご紹介しました。

土地を購入する際に是非参考にしてください!